商法-法律-本 : マクロ経済学・入門 (有斐閣アルマ)

マクロ経済学・入門 (有斐閣アルマ)

¥ 2,205


現実:主、理論:従 - 旧版へのレビューにもあるように、本書は、現実:主、理論:従、というスタイルです。本書のはしがきに、理論と現実、どちらに重きを置くかというと、現実に重きを置いている、という主旨が書いてあります。(私は相当ラフな書き方をしているので、本書を書店で手にとって、はしがきをご覧になってください。)現実について。①現実の経済現象、②それに対する研究者たちの最新研究成果動向、の両方が散りばめられています。非常に参考になります。理論について。これは説明・解説がかなり簡便になっているように思います。中谷巌「入門マクロ経済学」で勉強してきた私にとっては、「入門マクロで勉強しておいて良かったな。」という気がします。と言いますのは、、、、、本書(福田・照山の「入門」)を最初に手にして勉強をしていたら、現実に対する講釈だけは一人前で、理論がよくわかっていない、エセ評論家になってしまったかな、という懸念を感じるのです。そういうわけで、理論重視の教科書はいくらでもあるわけで、そちらで理論を押さえつつ、本書(福田・照山の「入門」)は副読本的に、現実の経済と研究の動向をキャッチアップすることに用いるのが効果的かな、と思います。

とても便利 - ・簡潔な説明で分かり易い・図表に説明がついており理解の定着・復習に便利・章末の練習問題の解答が載せられている・研究動向が散りばめられており興味をそそられる・読むべき適切な文献が章ごとに挙げられているといった配慮がなされている良書です。先を見据えた入門書と言えるでしょうか。




マクロ経済学・入門 (有斐閣アルマ)